「専門知識開発」タグアーカイブ

【地区】20170122 第4回会長幹事会

地区広報の向井です。

2016〜2017年度地区広報。
週6で夜、専門学校に通学中の引退間近の三十路アクター。(執筆時点)

お待たせしました

諸事情により時系列がめちゃくちゃになってしまいましたが、今年2017年に入りほどなくして行われた
「第4回」会長幹事会のご紹介です。
先日、「第5回」で鵜沼幹事が説明していた“福島企画”がどのように決まっていったのかが、今回明かされるわけです。

第4回会長幹事会

  • 日時:2017年1月22日(土)
  • 会場:岩槻駅東口コミュニティセンター

普段は大宮、浦和が多いなかの岩槻開催!春日部市民の私向井にとっては、とても近くて助かりました(笑)
実はこのコミュニティセンターは駅から近いし、そういう意味では誰にとってもそこそこ便利ですね。
 

今回は特別企画もご用意

椎名代表発案!

今回は、椎名代表がやってみたいということで試行してみた特別企画もあわせて行いました。

それは、地区役員が例会企画を発案して、それを各クラブ会長幹事+ロータリアンの方々にプレゼンして、
実際にこれやった方がいい!やりたい!という企画をジャッジしてもらうという無慈悲なプレゼン企画です(笑)
しかも、制限時間は5分以内、強制終了という縛り!
プレゼン慣れしているわけでもなく練習もできない中で、ちょっといきなり背伸びしたような、自分たちで自分たちの首を絞めたような…。

椎名菜穂
今回のプレゼンテーションは、より多くの地区内アクターに参加してもらいたいがための企画です。また、普段から私を支えてくれている地区役員の、アクト活動に懸ける熱い思いも見てみたかったのも理由のひとつです。

果たして、福島企画以外にはどんな企画が出たのでしょうか?
さっそくご紹介していきましょう。

どれも実現させたい!例会アイディア!!

地区代表 椎名菜穂案

2016〜2017年度地区ローターアクト代表。
大学生にして2年連続地区代表の偉業を成し遂げようとしている、天然女子。

2012~2013年度国際ロータリー会長 田中作治氏の講演・ディスカッション

国際ロータリーが誕生してから今日まで35,000クラブ、120万人のロータリアンを率いてよりよい明日のために世界中を飛び回ってきたRI会長による講演は、アクターである私たちにとって実に有益になるはずです。100名以上となる歴代RI 会長のなかで、日本人でご存命の方は、2770地区の八潮ロータリークラブに所属する田中作治氏のみ。一度田中氏から若者へ、そしてロータリーへの思いを聞き、ディスカッションを通してローターアクトの可能性を考えるきっかけの場を設ける。


地区会計 河本翠案

大宮東ローターアクトクラブ 2016〜2017年度地区会計/クラブ幹事
大宮東ローターアクトクラブのチャーターメンバーであり、生き字引であり、ローターアクトの重鎮。

Saitama×Rotaract

概要としては、「埼玉で活躍する同世代の人をゲストに迎え、仕事の話を聞いたりワークショップを開いてもらう」というものです。
私たちが活動するここ埼玉をフューチャーしつつ、自分達も楽しめるものを、ということで提案した企画でした。
アクトもそうですが、卓話などのゲストの方々は自分たちよりも年上の方が多いため、同世代で、尚且つ第一線で活躍している人の話を聞くことで、自分達にとって(相手にとっても)刺激となり、学びとなり、良い思い出となることをねらいとしました。
実際には埼玉でお店を開いている方をお招きし、その経緯をお聞きすると共にワークショップを開いていただこうと思っていました。


地区広報 向井新之輔案

2016〜2017年度地区広報。
週6で夜、専門学校に通学中の引退間近の三十路アクター。(執筆時点)

感情とうまく向き合いたい!アンガーマネジメント講習

生きていれば付きまとい続ける「感情」。
「喜怒哀楽」というように、うれしい、楽しいだけでなく悲しい、腹が立つ、イライラする、怒り、というマイナス、ネガティブ方向の感情も、どうしても抱いてしまうものです。もちろんそれは生きるために必要ではありますが、時としてそのマイナスの感情が生きる上での障害になることもあります。
あんまり怒っていると、それが原因でまわりから人が離れるかもしれないし、かといって怒らなければ不満や意見がないと捉える人もいるかもしれません。
そこで、怒りという感情とうまく付き合い、心地よく生きていくための考え方「アンガーマネジメント」を取り入れて、抱え込まずほどよく吐き出し、ストレスを減らして楽しく生きる技術を体験したいと思いました。
具体的には、日本アンガーマネジメント協会の講師の方をお呼びして、まずは初心者向けの講演・ワークショップをしていただきたいと思います。


地区幹事 鵜沼拓也案

2016〜2017年度地区幹事。
新しい浦和北のキーパーソンといえばこの鵜沼大先生です。

「富岡3・11を語る会」に聞く、被災地視察ツアー

東日本大震災から早くも6年が過ぎようとしており、各地では少しずつではありますが震災被害からの復興が進みつつあります。
しかし、原発の影響がある福島では未だに除染が終わらない地域もあり、復興には程遠い現状があります。「百聞は一見に如かず」見るという一歩を踏み出す機会を提供する為に、
震災当時富岡RCの会長を務められていた田中美奈子様に語り部として同行していただき、現地の視察を行う企画です。

福島県外の私達の中にはどこか、「原発の問題は福島の人達の問題だ」という意識があるのではないでしょうか。しかし、私達も安価な電力という原発のもたらす利益を享受しており、けっして他人事にしてはいけない問題なのだと思います。
私が福島の現状に対して深く意識を向けるきっかけとなったのが、福島は郡山で行われた「第27回全国ローターアクト研修会」の被災地視察プログラムでした。今回の企画を通して、私が福島全研でいただいたきっかけを、他の皆様にも還元できればと思います。
そして皆様が自分には何ができるかと考え、行動のきっかけになるような企画にしたいと考えています。

しかし選ばれるのはひとつだけ

前述の通り、今回の企画プレゼンはその後コンペティションがあり、いちばん支持された企画だけが実際に開催される予定となっています。
プレゼン参加者以外の、各クラブからの参加者とロータリアンの方々の投票の末、選ばれたのは鵜沼大先生の福島企画被災地視察ツアーとなりました。
現在は、今年度中に開催すべく関係各所との打ち合わせを進めている最中というところです。

プレゼンを終えて

各メンバーに今回の例会企画プレゼンについて語ってもらいましょう。

椎名菜穂
今年度に入ってから地区活動が活性化していると自負しています。
しかし、地区内会員数と、地区内会員の活動参加数を比べると、残念なことに、一部のアクターのみが地区活動に参加している状態です。

そこで、皆さんが参加したいと思う活動を提供したいと思いました。普段RI会長に会うことがあるのは、国際大会くらいでしょうか。それでも多忙な会長とお話しすることはとても難しいです。
この企画は、様々な地域やロータリーの活動を見てきたRI会長との交流を通して、ローターアクトとして何ができるのか、また、自身の人生のプラスになるものだと思います。今回は落選はしましたが、ぜひ実現したい企画なので、みなさん、案内を待っていてください。

河本 翠
5分以内で自分の伝えたいことをいかにわかりやすく伝えられるかという点がとても難しかったです。
数年前の地区活動を知らないアクターたちにも「こういったジャンルの地区活動もあるんだよ~OKなんだよ~」という事を伝えたかった思いもありました。
他の発表者の方の企画も面白く、ジャンルが被らなかったのが奇跡的だと思いました。
要するに理事会メンバー好みがバラバラなんですね。
でもそれが逆にバランスが良く、投票者の方にとっても良かったのではないでしょうか。
地区広報
向井
内容に派手さがなかったのが災いしたのか、あまり人気はありませんでしたが満足です。
今年度で最後だから、という泣き落としも利かず、それでも無理やりにでもねじ込もうとしているのですが、広報の引き継ぎ等も考えると、現役のローターアクターでいる間にこの講演会を実現できなさそうなのは、本当に残念です…。
卒業後に持ち込み企画としてどこかにねじ込むか、もしくは個人的に学んでみようかと画策しています。

しかし、PowerPointないしKeynoteを使い、自分の考えを広く伝えるということは、楽しくて難しくて奥が深いということを思い知りました。
密かに家でぶつぶつとイメージトレーニングしたことを忘れません(笑)

今回の選出企画被災地支援は、どんな形であれ、それこそ福島や熊本の方々に「もう不要だ」とでも言われない限り、ずっとやっていってほしいと思います。


企画はストックしよう

卒業後も、どんな形ででも

今回においては没になってしまっている企画も、いつか陽の目を見る日が来るのを楽しみにしています。
アンガーマネジメントは、卒業後に個人的に学ぶか、持ち込み企画としてねじ込みたいと思いますので、その時は登録料実費で設定してロータリアンのみなさまも一緒に講演を聴けるといいのかなと思います。

きっとプレゼン経験は無駄じゃない

あれやろう、これ言おう、思っていたことの8割も出来ていないかもしれません。発表者だけでなくオーディエンスの作る空気など、さまざまな要素が絡み合うプレゼンテーションはやはり奥が深いですね。
TEDのすごさがしみじみと感じられることなど、経験することで得られることもあるかと思いました(笑)
またいつの機会か行いましょう!

【大宮東】20161026 ゲスト卓話「広がり続ける宇宙」

大宮東ローターアクトクラブ 2016〜2017年度地区会計/クラブ幹事
大宮東ローターアクトクラブのチャーターメンバーであり、生き字引であり、ローターアクトの重鎮。
こんにちは!大宮東の河本です。
今回は当クラブの10月第2例会を報告します。

大宮東RAC 10月第2例会

  • 日時:2016年10月26日(水)
  • 会場:東大宮コミュニティセンター
  • 概要:ゲスト卓話

文系でもわかる理系の話

10月第2例会は告知でもご案内した通り、
さいたま市議会議員であり理学博士の井原ゆたか様による卓話でした。

井原様は会長の高子さんの同僚でもあり、
前年度ガバナーを務めた井原パストガバナーのご子息でもあります。
不思議な縁ですね。

img_3617

今回大宮東RC、浦和北RACからも参加いただき、計13名の出席となりました。

会長挨拶、幹事報告などいつものプログラムを終え、ついに井原様による卓話が始まりました。

img_3628

テーマは「広がり続ける宇宙」

実は私、見ての通り文系でして、
理数系の知識についてはそれこそ遠い宇宙の彼方に置いてきてしまったので、
話についていけるかかなり不安でした…

しかし!

井原様が話す天文学や宇宙の話はとても面白く、
私だけではなく参加者全員が集中して話に聞き入っていました。

話してくださった内容は

  • 天文学全般のイメージと現実
  • 星の種類
  • 太陽系と宇宙の規模
  • 日本の天体観測の現況(すばる望遠鏡など)
  • 超新星について

などなど多岐にわたり盛りだくさんでした。

img_3633

最後に設けた質問コーナーでも
多くの方からたくさんの質問がされるほど大人気の井原様

個人的には天文学と言っても
「宇宙の何を研究するか」でまた呼び名が変わることに驚きでした。

宇宙について少し詳しく知ることのできた、とても充実した例会でした。
井原様、本当にありがとうございました。

img_3635

img_3637

img_3646

高子 景
井原さんの講演が好評なのは噂で聞いておりましたが、その内容の素晴らしさたるや想像を上回るもので、初め考えていた質疑応答の時間である10分を超え、30分間に渡り質疑が尽きないほど、皆の興味が唆られる大変素晴らしい講演であり、今日お話を伺った全ての人間が、まさに井原さんの話す「星の世界」に魅了させられてしまいました。

井原さんは天文学の分野において、国から「日本学術振興会特別研究員」の採用を受けており、これは、日本でトップクラスに優れている若手研究者が採用される制度であり、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与え、養成・確保を図るため、奨励金や研究費を支給する制度で、非常に狭き門である事で知られています。

また、社会人となり電子工学の分野にステージを移してからも、パソコンに多少詳しい人なら誰もが知っているであろう、無線の規格で有名な、この分野における世界最大の団体「IEEE(米国電気電子学会)」からも最優秀論文賞を受賞しています。

ある意味、井原さんが研究職をやめて市議会議員となってしまったことは、もしかして日本の科学界に対して損失を与えてしまったのではないかと思うと同時に、その様な人物が地元のことを憂い、市議会議員となってくれたこと、私も一市民として嬉しく思います。

ご講演、ありがとうございました!


地区広報
向井
今回は、さいたま市議会議員として多忙な日々を過ごしている高子会長から、同僚議員でもある井原様をご紹介いただき実現しました。
そんな久しぶりの平日夜開催例会の盛り上がりを伝えてもらいました。
自クラブにもかかわらず参加は出来ませんでしたが、また機会があれば文系にもすっと入るこの広い世界の話を聞いてみたいものです!

今回は高子会長の紹介でつながりましたが、例えばこれがさらに井原さんからどなたかご紹介いただくテレフォンショッキングのような輪が広がったりすると、ちょっとおもしろい展開ができるかもしれないと妄想したりします(笑)
コネクション、拡げていきたいところです!