大宮東ローターアクトクラブのチャーターメンバーであり、生き字引であり、ローターアクトの重鎮。
今回は当クラブの10月第2例会を報告します。
大宮東RAC 10月第2例会
- 日時:2016年10月26日(水)
- 会場:東大宮コミュニティセンター
- 概要:ゲスト卓話
文系でもわかる理系の話
10月第2例会は告知でもご案内した通り、
さいたま市議会議員であり理学博士の井原ゆたか様による卓話でした。
井原様は会長の高子さんの同僚でもあり、
前年度ガバナーを務めた井原パストガバナーのご子息でもあります。
不思議な縁ですね。
今回大宮東RC、浦和北RACからも参加いただき、計13名の出席となりました。
会長挨拶、幹事報告などいつものプログラムを終え、ついに井原様による卓話が始まりました。
テーマは「広がり続ける宇宙」
実は私、見ての通り文系でして、
理数系の知識についてはそれこそ遠い宇宙の彼方に置いてきてしまったので、
話についていけるかかなり不安でした…
しかし!
井原様が話す天文学や宇宙の話はとても面白く、
私だけではなく参加者全員が集中して話に聞き入っていました。
話してくださった内容は
- 天文学全般のイメージと現実
- 星の種類
- 太陽系と宇宙の規模
- 日本の天体観測の現況(すばる望遠鏡など)
- 超新星について
などなど多岐にわたり盛りだくさんでした。
最後に設けた質問コーナーでも
多くの方からたくさんの質問がされるほど大人気の井原様
個人的には天文学と言っても
「宇宙の何を研究するか」でまた呼び名が変わることに驚きでした。
宇宙について少し詳しく知ることのできた、とても充実した例会でした。
井原様、本当にありがとうございました。
井原さんは天文学の分野において、国から「日本学術振興会特別研究員」の採用を受けており、これは、日本でトップクラスに優れている若手研究者が採用される制度であり、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与え、養成・確保を図るため、奨励金や研究費を支給する制度で、非常に狭き門である事で知られています。
また、社会人となり電子工学の分野にステージを移してからも、パソコンに多少詳しい人なら誰もが知っているであろう、無線の規格で有名な、この分野における世界最大の団体「IEEE(米国電気電子学会)」からも最優秀論文賞を受賞しています。
ある意味、井原さんが研究職をやめて市議会議員となってしまったことは、もしかして日本の科学界に対して損失を与えてしまったのではないかと思うと同時に、その様な人物が地元のことを憂い、市議会議員となってくれたこと、私も一市民として嬉しく思います。
ご講演、ありがとうございました!
そんな久しぶりの平日夜開催例会の盛り上がりを伝えてもらいました。
自クラブにもかかわらず参加は出来ませんでしたが、また機会があれば文系にもすっと入るこの広い世界の話を聞いてみたいものです!
今回は高子会長の紹介でつながりましたが、例えばこれがさらに井原さんからどなたかご紹介いただくテレフォンショッキングのような輪が広がったりすると、ちょっとおもしろい展開ができるかもしれないと妄想したりします(笑)
コネクション、拡げていきたいところです!